クレジットカードの勉強をするようになって「価値が価格を上回るならあり！」とかいって昨年標題のカードを申込ました。年間費３．４万なのですが、翌年以降更新する度に４～８万相当の１泊２名の高級ホテルに宿泊できる特典がもらえる、というものです。
つまり、何もクレカ利用しなくても年会費<特典となるわけなので、私の判断は持つだけで利用しない、というものでした。事実昨年から一度も利用したことがなく、財布にもいれていません。
ちなみに高級ホテルとは、シャラトン、リッツカールトン、ウェスティン、マリオット等です。
しかし、この特典が改悪されると発表されました。
年会費３．４万 → ４．９万
無料の宿泊特典、年間クレジットカード利用が１５０万以上であれば付帯。
こうなると全く利用しない私には何のメリットもありません。更新しても初年度と併せれば
３．４+４．９=８．３万 となり、宿泊ホテルのプランによってはよくてトントン・・・。
アメックス側からすれば、私のようなユーザーを排除したい狙いのようで、より上位層を囲い込みたいということなのでしょう。なので私は失格の烙印を押された形になります。
良い条件で集客しておいて、そこから条件を悪くする。ありがちなやり方ではあります。今回私はこれに気づけたので、今すぐ解約しようか、来年更新して結局は年会費相当のホテル宿泊の恩恵を受けるのか悩めていますが、わからずにそのまま継続される方もいるのだろうな、と思います。
これと似た話が楽天にも起きていて、積立ＮＩＳＡを私は楽天証券で月３．３万(年４０万)積立てますが、これを楽天カードで引き落とすと１％の還元があったんです。投資信託をクレジットカード決済ができて、１％も還元があるなんて夢のような話だと。年間４０００円分ポイントつくわけですからね。
ですがこれまた改悪、還元率が０．２％になるそうです。年間４０００円が８００円に。まぁ、クレジットカード決済できて多少でもポイントがつくだけいいか、という結論にこちらはなりますが、そんなにうまい話は続かないということですね。
お話戻ってクレジットカードについて今回学んだのは、そもそも得と言っても２、３万だったわけで、今後の条件変更等を加味すると情報のキャッチ力と天秤にかけた結果。クレカに年会費を払う奴はアホだ、という昔の見解に逆戻りした自分がいました。１、２万得するために日夜情報に過敏になるようでは本末転倒ですからね。
