体育科卒銀行員経由のアントレプレナーのreport

日々勉強したこと、収益目的ではないです。Facebookに貼り付けたりはしないでください。

致知 山本義政(ハードオフコーポレーション会長)&山井太(スノーピーク社長)

  先日数年通わせていただいている会社の社長さんと久しぶりに面談させていただきましたら、表題の月刊誌をくださいました。  

スノーピークの山井氏が売上30億になったら上場を検討している、とある証券会社の営業マンに打ち明けたところ、ハードオフの山本氏を紹介され初めて面談。 その時開口一番山本氏は「お前、経営者だよな」と言い、山井氏は「はい、経営者です」と答えると「お前、男だよな?男なら一部上場を目指さないのか!」と続けると、カチンときて(笑)その場で、「上場します」と啖呵を切ってしまったのだという。
そんな山本氏も当初はソニー専門店(サウンド北越)からスタートし、バブル崩壊後は銀行から借り入れができなくなり、午前中に売上を全店舗からかき集めて入金、ギリギリ不渡りを逃れる、という経験もしている。 その後菊水酒造元社長の高澤氏にも資金援助の相談をしたり、ブックオフ創業者坂本氏にも協力を得たりしながら、今のハードオフがあると言う。

  経営者、リーダーの役割とは何か
山本:一番大切なのは、高い志と正しい経営理念に尽きると思いますね。ビジネスモデルがどんなに立派でも、不易流行で考えるとそれは流行の部分で、一旦流行が終わると、途端に経営が立ち行かなくなる会社が大勢あります。では不易の部分は何かというと、正しい経営理念に他なりません。その正しい経営理念を本気で追い求められるかどうかは志 如何です。高い志と正しい経営理念、これは車の両輪だと思います。
山井:既に顕在化したビジネスは社員がやるべきであって、僕にしかできない仕事があるとしたら、それは未来を創ること。だから、経営者の根源的な存在理由って、意思を持つ、信念を持つことだと思います。理論的に証明されているわけではありませんが、信念の強さと業績への関連性ってあるような気がしてなりません。

合計8ページにも及ぶ対談だったが、節々に出てくるキーワードが「経営理念」「信念」でした。最近どんな勉強をしても重要なのは経営理念だ、という話になることが多いように感じます。「経営理念」、「信念」、よく聞く話ではありますが、新潟を代表する経営者の対談だったのでピックアップいたしました。参考になれば幸いです。
  編集後記 先日、会社のPCが壊れ、これまでお渡してきたレポートが全て消えてしまいました。
この5月から保険業界10年目に突入します。今後も宜しくお願いいたします。