体育科卒銀行員経由のアントレプレナーのreport

日々勉強したこと、収益目的ではないです。Facebookに貼り付けたりはしないでください。

妻からのメール

参照、時事ドットコムhttps://www.jiji.com/jc/v2?id=20110311earthquake_39

 

福島第1原発の放水作業から戻り、記者会見する緊急消防援助隊総隊長の佐藤康雄消防司監ら。3月19日、東京都千代田区時事通信社

 「見えない敵と戦う」「ミッションを達成」。東京電力福島第1原発3号機への放水をした東京消防庁緊急消防援助隊の第1陣が19日夜、帰還。総隊長の佐藤康雄消防司監ら3人が東京都千代田区の同庁で記者会見し、恐怖と緊迫の状況を報告した。

 同庁によると、現場の路面状況が悪く、予定になかった車両外での作業を強いられるなど難航。隊員も防護服着用に普段より手間取るなど緊張し、絶えず放射線量を測定しながらの作業だった。

 白煙が上がっていた場所を目掛けて放水したところ、直後に放射線量がゼロに近い値に低下したため、燃料プールに命中したと判断したという。

 佐藤消防司監は「隊員の安全を確保し、連続して大量の水をプールに放水するミッションを達成できたと思う」と語った。

 さらに「放射能という見えない敵と戦う恐怖心を克服した隊員に、敬服の念を抱いている」と振り返った。

 「福島原発に行ってくるよ」。佐藤消防司監は派遣要請を受け、妻にメールを打った。返信は1行で、「日本の救世主になってください」だった。「帰ったら、ゆっくり寝たい」。涙を浮かべ、笑顔でつぶやいた。

 

先日、北海道の研修にウェブで参加しました。ペップトーク(前向きな言葉)についての講演でした。時代は変わり、言葉の使い方も変わってきています。草野球からヤジは消え、教師も「遅刻をするな」ではなく、「時間を守ろう」と言うようになりました。

引用させていただいた記事が講演中紹介されていました。福島に派遣される夫に、「大丈夫?放射能汚染されたらどうなるの?」とは言わなかったそうです。この言葉にどれだけ勇気づけられたでしょうか。

前向きな言葉を使う、大切なことなのかもしれません。